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キャットタワーのアイデアもいろんな人から催促を受けていたのです。お待たせしました。
箱の"なか"にネコを入れるわけじゃない、ってところがポイントですよ。 |
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ところでこのキャットタワー、いっけん複雑そうですが、じつはたった1種類のパーツだけでできています。
しかもほとんど元箱そのまま。
写真のとおり、端部をナナメにカットして、中央にミゾ状の穴をあけただけのものです。
このパーツとまったく同じものが6個、または12個組み合わさってできています。 |
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というわけで図面はこんな感じ。
※図面クリックで拡大します!
今回は型紙を印刷せずに、直接図面をトレースしてもらう方法にしました。
右図のグレーの部分を切り落とすのですが、ほとんど元箱のままなのです。
「作業の途中で挫折しました」とよく言われるこのマゴクラ、今回は今までになく丁寧に作り方を解説したいと思います! |
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XM02は以前のBX1110と同型の箱ですから、比較的よく見かける箱なのです。
普通に買い物していれば、けっこうあっという間にたまりますよ。
というわけでこのAmazonシリーズ、荷物が届いた時からすでに作業は始まっているのです。 |
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まずはジッパー。
これを丁寧に開けてください。
そのあと、箱を平らに広げます。
側面ののりしろがちょっと厄介ですが、できるだけ折れることの無いよう広げてください。
また底面には商品を固定する「のり」がありますが、これも丁寧に取り外します。 |
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箱を裏側に向けておき、図面と同じように鉛筆でトレースします。
とにかくゆっくり正確に。切り落とす前に再度長さを確認するくらい慎重でちょうどいいと思います。
そのあと、図面のグレーのぶぶんを切り落とします。右の写真のようになりますよ。
カッターの切れ味がモノを言います。最初に刃を折ってから始めましょう。
<参考>→ダンボールの切り方
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あたらしく折り目が必要な箇所が3箇所あるのです。中央の穴に2箇所と、ナナメ部分の付け根に1箇所。
この「折り」の精度ですべてが決まるといっても過言ではありません。コツは写真のように、定規を押し当てて折り目をつけることです。
<参考>→ダンボールの折り方 |
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3箇所に新たに折り目をつけたら、いよいよ組み立てです。
…とその前に。
接着剤は木工用ボンドがおすすめです。速乾じゃないやつ。
それを、ヘラでのばしたりなんかしなくてもいいので、手早く均等に薄く塗ります。端まできっちり塗ってください。 |
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今回はここまでは今までになくカンタン(な方)なのですが、組み立てがちょっと難しいのです。
特に接着する順番。
おすすめの接着する順番を、図面のなかの「のりしろ」に番号をふって記しておきました。
まずはのりしろ@を接着します。→ |
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そのあとのりしろA。→
それぞれの作業で、しっかり接着したことを確認してから次の作業に移ってください。 |
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つぎはのりしろB。→
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つぎはのりしろC。→
こののりしろは元々の箱にあったものですが、ここだけは元箱のとおりに外側に接着します。
ちょっと幅がせまいので(約15mm)、念入りに接着してください。
まだ中に手が入るので、中からもしっかり押さえます。 |
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そしてのりしろD。→
中に巻き込むように接着します。
本体中央のミゾの穴から無理やり手を入れて、中からも押さえてください。
90度垂直に接着する点にも注意してくださいな。 |
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最後ののりしろE。→
中央のミゾを接着します。
ここのみ、もう手がはいりません。
隙間から指をいれて、なんとか押さえてください。 |
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はい、1個完成です。
これを6個または12個作成します。
早い人だと1個30分くらいで作れると思います。
とはいえ精度が必要なので、あせらずゆっくり作業することをおすすめします。
1日で全部やろうとするとイヤになるよ!
最後にパーツを2個ずつ向かい合わせに配置して、お互いのミゾをはめ込みます。↓
パーツに精度があれば、スカッと入りますよ。 |
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これはオマケです。→
「床がナナメだと猫もやっぱり居心地良くないかも」っていう、実際に使ってくれた友人からのアドバイス。
ではこんな床材を工作で足すのはどうですか。
カラーダンボールで猫のカタチをしたアタッチメントを作ってみました。
ネコさんに合わせて、いろいろ工夫してみてくださいな。 |
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