マゴクラではふだん紙からコンクリートまで、様々なものをデザインしているのですが。その中から紙を使ったデザイン例を紹介します。
ダンボール3枚でつくる頭蓋骨 PAPER SKULL
2014年/デザイン:Design Office マゴクラフト

ダンボール 組み立て式
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実物の約60〜70%サイズの頭蓋骨モデルキットです。
見た目の複雑さとは裏腹に、たった3枚のダンボールパーツで製作します。
(Paper Skull クラフト 【だんぼーるパパ】さん)からキット購入可能ですよ。
ダンボールを使って丸いものが作れないか、と考えて始まったこのシリーズ。

じつはクリスマスツリーである「PAPER TREE」とまったく同じ作り方なのです。
Xmasツリーとドクロが同じ構造ってなんだか不思議な気もしますが、とにかくこの方法なら3枚のシートで丸いものが作れちゃうのですよ。

とはいえツリーは上から見るとほぼ円形で、かつ点対称なのですが。ドクロはそうはいきません。
かくして初めて3Dによる設計を行ったモデルなのです。
通常3D設計するとポリゴンと呼ばれる細かい多面体になっちゃうのですが、上から見て六角形になるようおもいきり簡素化。
すると本来それぞれの面は「ねじれの位置」にあたり、数学的には成立しないのです。

そこは紙、ねじれの位置などなんのその。普通に組めちゃうこの不思議。そしてこれこそが、紙の魅力だとも思うのです。

というわけで手のひらサイズのこの頭蓋骨。ちょっと小さめサイズが意外な可愛さを放っています。
卓上に置いてもよし、色を塗ってもよし。ハロウィンに持ち出してもよし。デコれば立派なインテリアにもなるのでは。
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