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ブログ「仮想ブロック」を運営されている、大阪府のMcguffinさんから作品を送っていただきました。

ダンボールでできたテトラポッド!
実物は各種大きさがあるそうですが、バランスとスケールそのまま正確に縮小してあるそうですよ。

…可愛い。
うーむ、丸いものをつくるのが難しいダンボールで、見事にテトラポッドが表現されていますよ。

パーツ双方の切込みをかみ合わせる、という接合方法を使うことは、はじめの段階でイメージしていました。

「差込み式」はダンボールで丸いものをつくるとっても優れた方法ですよね。でも同時に面→軸への発想転換が必要になるので、モノによっては難しい手法でもあるのです。きっとテトラポッドもそのひとつ。

なるほど完成形を見れば納得のカタチに見えてしまいますが、よく考えるとテトラポッド。二次元で処理できる面がひとつも無いだけに、いざ設計しようとするときっと簡単にはいかないはずと想像してしまうのです。

思ったよりも、ダンボールの切り出しに時間がかかりました。

もひとつびっくりしたのはここなのです。
3mmのダンボールをここまで美しく切れる方ってそうはいませんよ。マゴクラではこんなにアップでパーツの写真をできるだけ撮らないようにしてますから!


テトラポッドの美しさについていただいたコメントです。

子供の頃から数学と美術が好きでした。
数学(算数)の中に美を感じていました。


あ!これわかります。
マゴクラもおもいきり理系のユニットですよじつは。
ダンボールの平面が立体に変化する箱組みの奥深さに美を感じています。大げさに言っちゃいますと。

テトラポッド、たしかに独特の美しさがありますよね。きっと○○学とか○○学上(想像)、もっとも有効なカタチを突き詰めた形状と思うのです。いわゆる機能美。

もっとも特徴的なのは、中心から4本の足が放射対称の位置に生えていることなのです。積む方向で性能に差が出ないようにですねきっと。

ということは、これをダンボールでつくるときにも必ず展開図は対称形になるってことなのです。確かに展開図も美しい。
まるで植物のようにも見えますよ。

作者さんのブログでは、型紙も公開されています。
仮想ブロック

ところでテトラポッドって商品名で、正式には消波ブロックと呼ぶのですね。知りませんでした。
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