ゲストさん投稿作品 ダンボールインテリア生活 ダンボールインテリア生活 作り方とダンボールについて 作り方とダンボールについて マゴコラボ マゴコラボ ゲストさん投稿作品 マゴリンク マゴリンク マゴクラって? マゴクラって?
愛知県のスクナヒコナさんから写真を送って頂きました。美しいスクーター。

お子さん用の『足蹴り車』なのだそうです。『足蹴り車』って、駆動部分が無くて自分の足で蹴って進む車の総称なのだそうです。ごめんなさい、知りませんでした。

でも駆動部分がないのはダンボールで作るにはちょうど都合がいいのです。とはいえ車輪は強度が必要なためダンボールでは難しいのですが、キャスターを利用するステキアイデアでクリアされています。

とここで!
実はダンボールでモノを作るには3種類の方法があると思っています(マゴクラ調べ)。

 1. 箱組(パッケージデザイン)による方法
 2. 重ね張りする積層や相互の差し込みによる方法
 3. 芯をつくり、別紙で外張りする方法

3つ目の方法は張り子と呼ばれ、日本でも昔から立体を製作するのに行われてきた方法です。ダルマなんかもそうですね。
着色もでき、また全体に一体感を持たせる素晴らしい方法なのですが、マゴクラのレギュラーコーナーも含め、ゲストさん作品でも今回が初めての作品例です。全面接着が必要なので家庭では難しいはずですが、見事な完成度。この方法ならカーブも美しく出せると知りました。

・苦労された点などあれば教えてください。
やはり、本体とハンドル(ライト部)の接続です。
ハンドルが動くようにしたかったので、どうしても工夫が必要でした。
取り扱いし易い割り箸はすぐに折れてしまったので、ラップ芯で作り直しますが、
現在ラップ芯をはめ込む隙間がなく、行き当たりばったりで作った事を後悔中です・・。


あはは。笑っちゃいけないけどお子さんホントに嬉しかったんですね。激しいコーナリングワークでハンドル折っちゃった姿が目に浮かびます。

また部屋を、玩具独特の派手な色で溢れさせたくなかったので、段ボールの色で統一できるのはよかったです。子供も落書きできるし。

それってもはやインテリア。たしかに日本のおもちゃをインテリアに溶けこませるのは難しいかもしれません。北欧の玩具なんかはカラフルでもちゃんとインテリアにマッチするのに、不思議です。

子供に自ら遊ぶ力を養って欲しい思惑もあります。

そうですか!きっとこうやっておもちゃを作ってくれるお母さんの姿を見続けていれば、きっと「自ら作る力」も養われると思うのです。そのこと自体が楽しいって気づいてくれるといいですよね。

ところで制作風景の写真も送っていただいたのです。
スケッチが本格的でびっくりしました。絶妙なデフォルメと見事なバランス。カッティングマットやダンボールのこぎり、さしがねまで揃ってますよ!
まだまだすごい人達がいると思い知らされるこのゲストさんコーナーなのです。
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